花子と行く「でんけん」 20

今回のでんけんは地元群馬。

群馬県のでんけんは桐生市と今回の中之条の2件。今のところ。

次の候補としは小幡あたり。

では、中之条。

中之条と言っても昔の六合村。

今は中之条町六合赤岩。

”型”は山村・養蚕集落”型”。

2、3台停められる駐車場があってそこがでんけん案内所を兼ねる。

町並みはそれほど長くない。

塀を設けない養蚕農家が特徴。

それぞれの建物のお手入れ具合はまちまち。

集落の中ほどにあるこちらは歴史に名を残した人を一時かくまったとされる建物。

日陰がないので涼しい時期に行った方がいいです。

原口

花子と行く「でんけん」 04

皆さまのおかげさまで工事は各地で進めさせていただいていて、現場ネタはいくらでもあると言えばあるんですが、文章としてまとまらないとか、伝えたいことが分らないとか…写真撮り忘れてるとか。

ということでつなぎの「でんけん」。

今日は2014までさかのぼります。

時は2014、暮。

花子7歳の誕生日前日、岡山は倉敷。

たぶん(まだほんの一部しか知らないのになんですが)ここが日本一の「でんけん」です。

もちろん個人的に。

もうホントにうっとりです。

では、さっそく行ってみましょー。

倉敷中心地は広範囲で美観地区。

ただし、「でんけん」に登録されている名称は「倉敷市倉敷河畔」(商家町”型”)ということで、周辺の広範な美観地区の中でも特にこの河畔は特別。

では!と、いうことで撮った写真の数々を探しましたがうっかりです。

通常、あれこれ写真撮るにはこのスマートフォンでパチパチやりますが、河畔があまりにもココロ打つので、もっとでかいカメラで撮っていたんです。

じゃそれ載せればいいじゃないと思いますが、そのデータ手元にあらず。

ということで河畔にたどり着くまでの倉敷をどうぞ。

以上!

本当に申し訳ございません。

個人的に日本一だったので気持ちはかなり盛り上がって書き始めてみましたが写真がここまでとは...。

ま、ぜひご自身の目でご覧ください。

では、お気をつけて。いってらっしゃ~い。

原口

花子と行く「でんけん」 21

富山県に行ってきました。

富山県には4つのでんけんがありますが、ありがたいことに2件ずつ共にほぼ隣接しています。

2地域に行けば4件のでんけんが見られる。長崎と萩以来のお得でんけん地区です。

せっかくなのでこの機会に4件すべてに行きたい。

ということで1件目。

高岡市山町筋、商家町”型”

ぎりぎりの曇り空。

ここの建物の特徴は、というと、延焼防止の壁

が、

レンガで出来ているのと、

庇を支える

装飾された鉄柱が特徴的と言えるかもしれません。

建物の種類は

 

といった具合で特に意匠的に統一された感じはありませんが、年代的にはぶれてないので心地よい町並みでした。

原口

花子と行く「でんけん」 05

今のところ全国に110件あるでんけんですが、今日はやっとの5件目。

今回はあこがれの【お得な】近江八幡。

近江八幡は東海道とわれらが中山道、そして北国街道の交差する交通の要衝。

それゆえ古くから商業地として発展、繁栄(wiki)。

ちなみに北国街道の読みはホッコク。

では、

まったくもってあいにくの雨...。

ですが、雨の街並みもまた一興などと、雨の日観光の常套句(?)を胸に前向きに散策。

思い通じて(?)やんだり小降りになったり、それなりに散策できました。

結局、犬連れ散策に雨はやむに越したことはない。

そうだ、忘れてましたが、冒頭でも紹介した通り近江八幡は商業地。

なので”型”はもちろん商家町型。

商家の街並みがいたる通りに連続して建ち並んでいます。

ここが大事なんです。連続して建ち並ぶ。

中でもメインとおぼしき八幡掘りは雰囲気抜群。

そして、【お得】な近江八幡はこれだけじゃありません。

洋館も素敵なんです。

街にはヴォ―リズという人の設計した洋館が10棟近く残っています。

ヴォーリズは近江兄弟社という会社も設立した実業家であり建築家?建築家であり実業家?

分かりやすく言うとメンソレータム関係の人です。

街並みにはヴォーリズ設計の住宅街なども残っていてでんけんとともに大事にされています。

おそらく公式ルールではないのでその施設名を出すことはできませんが、中には「もしワンちゃんさえよければ...」という謎のご理解のもと、館内に犬を入れさせていただける施設もあったりして。

ですが、こんなことは基本的にはマナー違反!以後、お誘いがあっても気を付けましょう。

さて、近江八幡、とにかく統一された屋根、勾配がきつめで1階階高が低めに抑えられているのでその屋根がよく見える。

全体の印象は統一された美しい屋根の町。

でした。

ではまた。

原口

あと105。

花子と行く「でんけん」 22

引き続き富山県高岡市。

前回の山町筋から歩くことおよそ10分、面倒なので車で2分。

目指すは金屋町。

はじめての鋳物師町”型”、「いもじまち」って読むんだそうです。

でんけんでは今のところ唯一の鋳物師町”型”。

高岡銅器の町。

ちなみに、前回の山町筋・金屋町ともに数に限りはありますが、観光散策用無料駐車場がちゃんと整備されているので車で行きやすい。

では、 

こちらは街並みの売りが千本格子。

石畳に千本格子、統一感のある町並みが続きます。観光地的雰囲気はあまり感じられません。

たてものは千本格子のほか、この

2階部分の口みたいなテラスが特徴的。

新しく建築された建物もその特徴を踏襲しています。

そして、銅器の町だけに

千本格子+銅版外壁の建物もチラホラ。

最近の材料、角波も銅。

石畳の一部にも?

そして、なんと!側溝のふたは

鋳物。

千本格子で質素かと思いきやカクレ贅沢な町並み。

原口

 

花子と行く「でんけん」 06

やっと6回目。久しぶりにでんけん取り行ってきました。

近場で長野県。

まずは木曾平沢。きそひらさわ

・まずは・というのは、このすぐ近くにもう1つでんけんがあるのですがそれは次回、温存。

さて、木曾平沢、”型”は漆工町”型”。

うるし工芸(民芸?)漆器の産地。

桐生の製織町型同様、商家町型や宿場町型よりどこか寂しいというか観光地化していない。

商家とか宿場はそのまま観光地になりやすいけど「工」”型”は産業の盛衰がそのまま町の雰囲気に出てしまう…。

そんな感じ・・・。

では、

ちょっとわかりずらい観光用?駐車場に駐車。

群馬からだとその手前に漆器土産の充実した道の駅があるので、そこへ寄ったらその先の観光地でんけん(奈良井宿)に行ってしまうのか散策時、木曾平沢に観光客はゼロ。

少し歩いてでんけん入口。

やっぱ「工」の町っぽい…すこしイヤな予感。

でも、ちょっと進むとらしくなってきた。

ただ、桐生もそうだったけどやむを得ず商売替えされたであろうお宅などもあるため連続したでんけんの町って感じではない。

そんな中でもしっかりと保存維持されてる建物も多く、やっぱでんけんの町です。

中を自由に見学できる立派な建物もあって少しお邪魔します。

土間の先の中庭、基本の形です。中庭の先に蔵があってそこが漆器の作業場。

いまでもその作業を見学できるところもあるらしい。

保存や維持が出来るお宅は出来る限り古きを残そうとされている気持ちを感じます。

 

どんな意味があるのか、特徴的だった建物の”型”がありました。

これです。

この建物中央の上下に大きさの違う開口部のある建物。

こんな”型”をあちこちで見かけました。

こりゃウルシに関係する建物に違いない。今年中にその謎を解く予定。

駐車場から町へ行く途中の橋から町を望む。(右側)

安っぽい橋の名は「漆橋」。

もともとは山手、川の左側に漆工の家々があったけど中山道が通る川の右側を漆工の町として整備した。

で、この間の中山道は弯曲していて、新しく作った町を縦断する道路とそれぞれの敷地は直角に区画できず、建物を建てると庭先に小さい三角形ができちゃった。

・・・・?

とのこと…。

あっほんとだ。

原口

 

花子と行く「でんけん」 23

引き続き富山県の伝統的建造物群保存地区、3番目。

今回は観光地として名高い合掌集落の五箇山。

その五箇山には2つのでんけんがあります。

まず今回は富山市から向かうと手前側にある相倉から。

南砺市相倉(あいのくら)”型”は山村集落”型”。

観光地などと書きましたが、それぞれの建物には人が生活されているので集落に入るのはAM8:30以降が望ましい。

集落全体は1時間ほどあればぐるりと散策できる。

資料館などで見学するならプラス30分から60分。

合掌の造りも中に入って直接目で見て触れることができるし

たまたま、地元の家族(?)の団らんの様子にも触れることができました。

原始合掌と呼ばれる合掌だけの建物

規模の大きな建物。

散策で魅力的な高低差、坂道もあります。

う~ん、見とれちゃう…。

そうだ!

美しい町並みに見とれていたら

花子!危うく地元の人(?)に誘拐されそうになってましたー。

 

 

ま、うそですけど。

原口

花子と行く「でんけん」 07

引き続き、長野県のでんけんです。

今日はここ

こちらは前回の木曾平沢とうって変わって、ザ・観光地。

”型”は宿場町”型”。

この日は平日で観光客も少なめ。

お店もお土産屋さんや茶屋などが軒を連ねていますが定休日のお店が多かったようです。

ま、きれいな町並みでした。

実ははじめてではないのでさほど感動もありません。

でも1軒、中を見学できる建物があったのでお邪魔します。

300円。

  

櫛の問屋さんだった建物。

くぐり戸から入っていきます。

お決まりの土間通路。右手に入場料支払窓口。

間口に対して奥行きのある続き間。

それゆえ真ん中の部屋が暗くなるからなのか、

吹抜けがある。

2階建てで真中が吹抜けているので手前と奥に階段が2か所ある。

店前の障子はタテに3か所に分かれていて途中2本の柱が建ってる。

一見すると障子を開け放っても2本の柱は残ってしまいそうだけど、実は方立(ほうたて)になっててお店を開くときはその2本も取り除いて、店前は全開できる。

大開口だけど構造的には大丈夫。

でも、そんな大きな障子が作れなかったり外した時に収納できないから3か所に分けて方立で仕切ったんでしょうか。

そしてさらに、この障子は縦方向にも3枚に分かれていて計9枚で構成されてるので収納時には非常にコンパクトになるんです。

宿場だから宿もあったりほかの用途の建物もありましたが店舗はこの作りが多かった。

アイデアですねぇ。

原口

花子と行く「でんけん」 24

続いて五箇山2件目。

南砺市菅沼、同じく山村集落”型”。

面積は相倉18ヘクタールに対し4.4ヘクタールと約1/4。

コンパクトにまとまっていて散策にもさほど時間はかからない。

が、

上の国道からの眺めを見るためにはタテ移動が必要。

かなり高低差がある。

でも、心配ご無用、エレベーター完備。

ひと目で見渡せるでんけん。

稲と合掌。

両集落とも駐車場完備、1回あたり500円程度。

共に係の人が丁寧に指示してくれるので停めやすい。

原口

 

花子と行く 「でんけん」 08

今回の”型”は宿場町”型”。

ですが、あまりそれっぽくないメインストリート。

朝早かったせいもあるかもしれないが、ひっそりとしたストリート。

でもやはり、建物にはそれなりの雰囲気が漂っています。

今回のでんけんは、

萩市佐々並市の町並み。

あまり特徴がない街並みに見えるかもしれませんがこの町、道路目線だけではその魅力に気づきません。

少し高台へ移動して、

そしてふり返ります。

すると!

ステキな赤瓦の町並みです。

今どきの家づくりではなかなか赤瓦を採用される方はいませんが、こうやって統一された色と材で街並みを形成すると素敵な景色になるんですねぇ。

原口