花子と行く「でんけん」 36

実は、訳あって町内を脱出しなきゃいけない日が年に何回かあるんです。

そんな何回かの内の1回。

群馬から姿をくらませるべく隣県、山梨へ。

ならば、ということで山梨のデンケン。

山梨県南巨摩郡早川町赤沢の赤沢宿。

ここの”型”はたぶん初登場の講中宿”型”!

講中?って、て感じですよね。

詳しくはそれぞれ独自にお調べいただきたいと思いますが、

赤沢宿の立地は身延山のお寺と霊山七面山を結ぶ参道上、いわゆる信仰登山のための宿場だったのです。(文化庁HP)

と、いうことでなんとも厳かな街並みです。

では早速、

と、ここで今回は特別に、

なんと!

宿場にお住いの地元のおじさんが説明員として随行してくださいました。(自主的に)

そのおじさんがこちら。

では、改めて。

写真にもありますがこのデンケン、特徴はなんといってもこの石畳のメインストリート。

この雰囲気ある石畳の坂道がまさにこの宿のシンボル。

おじさん「この石、滑るから危ないんじゃ・・・坂は急だし」

おじさん「ここは若山牧水が泊まったゑびす屋、もうやっとらんけど。ここんちも犬飼っとるよ。」

私「えー、ボク、いまちょうど若山牧水読んでるんですよー!」

おじさん「…」

ゑびす屋がこの街並みのほぼ頂点。

そこから下って散策すると良い。

おじさん「今日は曇っとって見えんがあっちが七面山でこっちが身延じゃ」

私「どこからか聞こえてくるこの”人の声”はなんですか?」

おじさん「昨日山から帰ってきた人たちがお経読んでるんじゃないんかのぉ。」

私「へぇ」

ホントに講中宿って趣です。

ゑびす屋さんを少し下ると小さな池が。ふと見るとカエルがたまごを産んだ形跡。

おじさん「おおっ、たまご産んじょる!昨日はなかったのに、ちきしょーっ」

私「?(ちきしょお?)」

休憩所として開放されている宿の駅(?)清水屋

多くの人が横に並んで旅装を整えるために広く取られた土間。(人様のブログ記事から)

 

・建物・風景・

最後は宿場入口にある江戸屋旅館

集落へのアプローチは県道(南アルプス街道)をそれてすぐに細い坂道、約1.5㎞。

これが意外と長い。

 

こんな道路で結構勾配がきつい。すれ違いはなかなか難しい。

集落への入り口はさっきの江戸屋旅館さんが目印。

車を停めるにはさらに進むと妙福寺というお寺さんがあってそこの砂利敷き駐車場に停められる。

観光客が停めていいのかいまいち確信が持てなかったが、おじさんが「いーんじゃ、いーんじゃ」ということで。

ま、よく見たら観光パンフにも【P】ってなってましたから大丈夫。

群馬から一般道でも行けるので是非どうぞ。

原口