夏の終わりの壁の話

ある古い建物の中にいた時のこと。

築120年以上も経つこの建物、

部屋数も多く廊下でつながれた部屋に入ると今どこにいるのかわからなくなってしまうほどの広さ。

さて…それを発見したのはふと廊下に出た時のこと。

はるか遠くにある突き当りの壁に違和感...。

建物を出るにはあそこを通過しなければならない、。

仕方ない、恐る恐る歩を進める。

いくつもの小さな手のような跡が。

だとすれば、これはもしや・・・・。

左官の壁にモミジでアクセントをつけた素敵な壁でした。

原口