着手前の断熱補助金申請用の写真。

と、言ってもこれから増築する部分なので着手前のこの時は窓がありません。
なので「エア」写真。
撮っておきました。
で、
増築したこの部分へ

樹脂サッシを入れましたよ、と完了報告します。
基本的にはサッシの入れ替えに補助金が出る仕組みですがリフォーム時に増築もあるし、窓の増設もある。
窓は断熱にとってはマイナス要素。
大きければ大きいほどその影響も大きい。
が、なければ成り立たないので断熱性能の高いサッシには補助金が出ます。
増築部分や増設したサッシだとしても・・・。
多分出るんです。
受理されましたので。
原口
リノベの件。
床を張っています。

手前に見えるのは床暖房のパネル、中ほどに見えるのが張っている床材、奥がそれを養生したところ。
床暖房の場合は合板フロアが多いのですが、今回は施主様のたっての希望で無垢材。
当然、床暖房対応品。
樹種は堅木のウォルナット、日本名でくるみ。
堅木であればそもそも狂いづらいのですが、床暖用に処理してあるのでさらに狂いづらい。
そしてそのためかウォルナットにしては持った感じがかなり軽い。
乾燥しているから狂いが生じづらいし、軽い。
ところで、
張ってる床材に何か札が立ってますね。緑色の。

なんじゃこりゃ!?

ま、お察しの通り、床材のスペーサー。
特にこの乾燥した時期に張るときは要注意。
冬場に無垢の床材をすき間なくキツキツに張ってしまうと湿度の高い時期に材どおしの幅が広くなって割れる。恐れがある。
それを防ぐ札。
床材間にすこーしスキマを作って夏の逃げ場を確保。
原口
淡々と進んでいます。

かなり外壁が仕上がってきました。
思い返せば

2階建て。の時は写真はタテ撮りだったなぁ…。
2階がなくなって

解体後からは知らず知らずヨコ撮りになったんだぁ。
そして、この骨組みだけの寂しげな姿から

屋根の下地工事が済んでなんとなくカタチが見えてきたら

耐震のための板が張られたせいで、おーかなりしっかりしたねぇなんて思っている間もなく、

すっぽりシートに囲まれて
そして、

今に至るのです。
いやー感慨深い。
続く
原口
ある人は出来ない!と言った。
また、ある人は分からない。と言った。
そして、ある人はできる!と言った。

このスキマで外壁を張る工事。
スキマの寸法は

約25cm。
これだけしかないスキマに人が入って外壁を張る工事ができるのか。
外壁などの厚さを計算に入れるとさらに約3cm壁側が増えるのでスキマは約22cm。
ん、22㎝!?
果たして…。
続く。
原口
リノベの件。
屋根のお話がまだでした。

工程の都合で屋根工事のタイミングをずらしたためつい先日、屋根の工事が終わりました。
屋根材はガルバリウム鋼板。分類すると「軽い屋根」です。
おおよそでお話ししていきますが、ガルバ:20kg/㎡
リノベの前は

瓦屋根。同じく65kg/㎡
しかも2階建て。
屋根を支える構造部分は同じ重量として、2階部分の床や壁で150kg/㎡、家具など後から載せるものなどで180kg/㎡。計330kg/㎡。ただしこれは構造計算するときの重量なので実際は半分くらいかな?150kg/㎡としておきます。
では、
まず、屋根
面積は約150㎡ (65kg/㎡-20kg/㎡)×150㎡=6.75トン
2階部分
床面積は約90㎡ 150kg/㎡×90㎡=13.5トン
で、
ざっと20トンくらい軽くなりました。
大きめの乗用車10台分くらい?
これも立派な耐震化。減築です。
原口
引き続きリノベの報告です。
今回は断熱や耐震の件ではなく、今日の現場状況報告。
AM10:00過ぎの現場写真。

今日はお風呂を工事中!
ユニットバスを組み立てています。
待ちに待ったお風呂がやってきましたが、工事は今日一日で終わってしまいます。
こだわりを持って選んだ、これから毎日お世話になる風呂。
色柄などを決めるのに時間をかけても現場での工事はたった一日。
なんだか不思議な感じしません?
ところで
今回はフルリフォーム。
躯体を残してあとは全部新しくするリフォームなのです。
が、ずっとリノベって言ってるけどリノベ?リフォーム?どっち?・・・
これ、定義がちゃんと決まっていないのですが最近はリノベって方が響きがいい。
でもなんとなく言葉だし使いわけたいなと思って、ある人の定義に倣うことにしました。
全ての改修はリフォームですが、「建物のいわゆるライフライン、水や電気・ガスの配管配線を新たにする行為。これをリノベーションとする。」
要するに建物の血管をきれいにする工事。
これを個人的にリノベと呼ぶことにしました。
まあでもお客様が自身でリノベと名付けてご依頼いただいた工事はそのままリノベです。
と、いうことで結果的にどっちでもいい。
原口
リノベの件、続き。
今回のリノベ。【断熱リノベ】という補助金を受けるため、申請をして受理された現場。
ZEHに比べればそれほど手間のかかる申請ではないものの、やっぱり手続きは煩雑。
受理後も主要な部分は全て記録に残して完成時に郵送で報告。
その報告書の象徴的なのが【証拠写真】の提出。
この撮影がかなり面倒というかなかなか難しい。
写真に写り込ませるプレートを自作して部位ごとに撮影。
狭い部屋などはなかなかうまく撮れない。

光の加減もよくできない。
直射日光を逃げながら明るいところを探したりと、要領を得ない撮影をしてたら、そのどんくさい様子を見ていた電気屋さんが「自撮り棒」使ったらどうです。と
へえ!
曰く、狭いところでも結構うまく撮れる。とのこと。
そういえば【断熱リノベ完了報告書作成指南書】の参考写真のイラストにそんな棒が載っていたっけ。
なるほど
がしかし、買い求める場所がわからない。
それに…実際に買うとなると、それ持ってレジに並ぶのがなんかちょっと恥ずかしい・・・。
ともあれ、あれはどこで買えるのか?
原口
リノベ、着々と進んでいます。

サッシも入っていよいよ・ハコ・の雰囲気が出てきました。
サッシは樹脂製。これも断熱性能を求めての選択。
今回は冬温かい家。も、大きなテーマの一つ。
断熱性能を高めて室内を温めれば効率よく温かい冬を過ごすことができる。
で、今回は温める手段として

床暖房を採用。
年明けの引渡し予定、今回の冬から床暖のぬくもり。
原口
前回は基礎の補強の報告でした。
今回は上物。
耐震補強。

何回も言っている通り今回の改修の最も大きな目的は耐震と断熱。
間取り的に多くの壁が配置できそうなのでスジカイでも合板でもどっちでもうまく配置できそう。
と、いうことで断熱材の入れやすさを考え、パネルでの耐震補強を選択したのでした。
原口