花子と行く「でんけん」 11、12

記事としては12件目ですが前回、番外(手抜き)だったので今回で11件目。

なので、今回は数合わせのために2件紹介します。

2件と言ってもお得な隣り合うでんけん長崎山手。

夜間の散策になってしまったので写真がイマイチです。すみません。

ではさっそく1件目。

”港町型”長崎市南山手。

南山手では象徴的なスポットの大浦天主堂と

グラバー園。

共に時間切れで中を見ることは出来ません。

さらに歩を進め、おとなり東山手地区。

同じく”港町型”長崎市東山手。

こちらも象徴的スポットとして

東山手洋風住宅群。

オランダ坂、2つ。

どちらかというと南山手は建物やスポットを見るでんけん。

東山手は建物群などを見ながら散策を楽しむでんけん。といった印象です。

夜の散策もなかなかオツだとしながらもやっぱり明るいときにも見てみたい。

ということで、はじめての日をまたぐ「でんけん」。

翌日・・・・

南山手入口に到着。

さぁ今日はいい写真撮るぞぉ。

しばらくすると、どこからともなくすごい人の波が押し寄せる。

本当に押し寄せる。次から次へと押し寄せる。

なんだこりゃ。

まわりを見渡し、人のでてくる先を突き止めた。

あーあれだ!

当日、マンションみたいな本当にでかい客船が着いたらしく、多数の多国籍の方々が客船からじゃんじゃん溢れ出ている。

目印の旗を先頭にいくつものグループがついていく。ひとグループに100人程度か?限りなく続くグループの数々...。

あるグループは料理店に、あるグループは土産物店に、そしてまたあるグループは路上で小休止、しかもあちらこちらで...、などなど。街は飽和状態。

犬なんか連れてのんびり歩ける状況ではないぞ。

しかもあの特徴的な長崎の坂、あふれる人々の間を縫うように歩きながら写真なんか撮ってなんかいられるものか!

・・・・・・。

それでも唯一撮れたのは多国籍に方々がスルーする土産店、べっ甲屋さんの店先での1枚。

なにが珍しいのか写真撮られまくった犬。

あ、もう1枚あった。

グラバー園入口を通過すると団体様はグラバーさんに吸収されたのか、やっと閑散。

建ったままが残っている感じのステキな「でんけん」2件でした。

原口

あ、

忘れちゃった。ブログのアップ。家帰ってきちゃった...。

そうだ!こんな時は

前回の花子とでんけんの番外編。

いまいちな建物群だったとか言ってしまったあの町、写真アップしておきます。

スタバ

のぞき見た家

一般の家、マドがいい

メインストリート?

やっぱ、いい町じゃん。ひがんじゃったんだねぇ。

原口

花子と行く「でんけん」 10

神戸市北野町山本通り・港町型・

車をコインパーキングに停めて緩やかな坂道をのぼります。

坂の多い素敵な町並みが期待できそうです。

それらしき街並みを歩いていると異人館が見えてきました。

塗り替えたばかりでしょうか、ペンキでベトベトな感じです。

中を見るには入館料が必要です。

おぉ、結構高めだ。

この建物の見学にはあまり興味がわきません、高いし。

では、街の館(ヤカタ)mapを参考に次の異人館を目指します。

・・・・。

いくつかのヤカタを外から見ましたがほぼベトベト。

そして各館とも入館料を払って中に入らなければ建物の全貌が見えないような工夫が凝らしてあります。

変な看板たてたりして...。

まるでアトラクション。

何だこりゃ?

仕組みが分かりました。

各館は民間の企業が数棟ずつ管理していてそれぞれに高めの入館料が設定されています。

モデルコース異人館共通券みたいなのもありましたが管理会社が異なるヤカタには別の会社のパスポートないし入館料が必要です。

色々な事情があるのでしょうが、ベトベトなヤカタは魅力的ではありません。

もう帰ります。

でもステキな通りもあってやはり街並みはすてき。

ヤカタではなく普通の建物と街並みが魅力の街です。

原口

花子と行く 「でんけん」 09

カテゴリをクリックしても新しい(古い)順に出てこないので何回目の投稿かすぐにわからないこのブログシステム…。

たぶん9件目。

今回は港町”型”。

群馬県民憧れの港町です。

萩市浜崎の町並み。

この町では年に1度『浜崎伝建おたから博物館』というイベントが催されます。

ふらりと寄った船道具屋さんの店主さんが教えてくれました。

ガソリンスタンドなどでも店員さんとお話しするなのが苦手でセルフばかりを選択していたり、極力話しかけられないように、話し好きそうなオヤジさんなんかが近づいてきたりしたらさりげなく背を向けるなど常に行動には細心の注意を払ってきた私でしたが、出先ではその土地の方とお話をすることがとても貴重な経験だとこの歳でやっと気づきました。

本当にやっとです。

店主さんはそのイベントのことのみならずその他にもいろいろと教えてくださいました。

みなさまにもお伝えしたいのですが、行って聞くべきだと思うのでここでは一切披露いたしません。

浜崎の町並みの対岸。

この町では町並みのほかに御船倉という船の倉庫を見なくてはいけません。

船の置き場で屋根の付いているのは全国的にも珍しいそうで、毛利さまの大事な御船が留め置かれていたのでこのように屋根がついているのだそうです。

って店主さんに聞きました。

あぁ、教えちゃった。

ま、ひとつくらい、いいでしょ。

他にも2件となりの○○さんちにはあの偉人のこんなものがあるとか、道はさんで3件目のあのお宅はこうでとか、さらには伝建とはとか、あまりメジャーじゃないがここまで来たならここへ行け、などなどいろいろ教えてもらったんだもの。

原口

花子と行く 「でんけん」 08

今回の”型”は宿場町”型”。

ですが、あまりそれっぽくないメインストリート。

朝早かったせいもあるかもしれないが、ひっそりとしたストリート。

でもやはり、建物にはそれなりの雰囲気が漂っています。

今回のでんけんは、

萩市佐々並市の町並み。

あまり特徴がない街並みに見えるかもしれませんがこの町、道路目線だけではその魅力に気づきません。

少し高台へ移動して、

そしてふり返ります。

すると!

ステキな赤瓦の町並みです。

今どきの家づくりではなかなか赤瓦を採用される方はいませんが、こうやって統一された色と材で街並みを形成すると素敵な景色になるんですねぇ。

原口

花子と行く「でんけん」 07

引き続き、長野県のでんけんです。

今日はここ

こちらは前回の木曾平沢とうって変わって、ザ・観光地。

”型”は宿場町”型”。

この日は平日で観光客も少なめ。

お店もお土産屋さんや茶屋などが軒を連ねていますが定休日のお店が多かったようです。

ま、きれいな町並みでした。

実ははじめてではないのでさほど感動もありません。

でも1軒、中を見学できる建物があったのでお邪魔します。

300円。

  

櫛の問屋さんだった建物。

くぐり戸から入っていきます。

お決まりの土間通路。右手に入場料支払窓口。

間口に対して奥行きのある続き間。

それゆえ真ん中の部屋が暗くなるからなのか、

吹抜けがある。

2階建てで真中が吹抜けているので手前と奥に階段が2か所ある。

店前の障子はタテに3か所に分かれていて途中2本の柱が建ってる。

一見すると障子を開け放っても2本の柱は残ってしまいそうだけど、実は方立(ほうたて)になっててお店を開くときはその2本も取り除いて、店前は全開できる。

大開口だけど構造的には大丈夫。

でも、そんな大きな障子が作れなかったり外した時に収納できないから3か所に分けて方立で仕切ったんでしょうか。

そしてさらに、この障子は縦方向にも3枚に分かれていて計9枚で構成されてるので収納時には非常にコンパクトになるんです。

宿場だから宿もあったりほかの用途の建物もありましたが店舗はこの作りが多かった。

アイデアですねぇ。

原口

花子と行く「でんけん」 06

やっと6回目。久しぶりにでんけん取り行ってきました。

近場で長野県。

まずは木曾平沢。きそひらさわ

・まずは・というのは、このすぐ近くにもう1つでんけんがあるのですがそれは次回、温存。

さて、木曾平沢、”型”は漆工町”型”。

うるし工芸(民芸?)漆器の産地。

桐生の製織町型同様、商家町型や宿場町型よりどこか寂しいというか観光地化していない。

商家とか宿場はそのまま観光地になりやすいけど「工」”型”は産業の盛衰がそのまま町の雰囲気に出てしまう…。

そんな感じ・・・。

では、

ちょっとわかりずらい観光用?駐車場に駐車。

群馬からだとその手前に漆器土産の充実した道の駅があるので、そこへ寄ったらその先の観光地でんけん(奈良井宿)に行ってしまうのか散策時、木曾平沢に観光客はゼロ。

少し歩いてでんけん入口。

やっぱ「工」の町っぽい…すこしイヤな予感。

でも、ちょっと進むとらしくなってきた。

ただ、桐生もそうだったけどやむを得ず商売替えされたであろうお宅などもあるため連続したでんけんの町って感じではない。

そんな中でもしっかりと保存維持されてる建物も多く、やっぱでんけんの町です。

中を自由に見学できる立派な建物もあって少しお邪魔します。

土間の先の中庭、基本の形です。中庭の先に蔵があってそこが漆器の作業場。

いまでもその作業を見学できるところもあるらしい。

保存や維持が出来るお宅は出来る限り古きを残そうとされている気持ちを感じます。

 

どんな意味があるのか、特徴的だった建物の”型”がありました。

これです。

この建物中央の上下に大きさの違う開口部のある建物。

こんな”型”をあちこちで見かけました。

こりゃウルシに関係する建物に違いない。今年中にその謎を解く予定。

駐車場から町へ行く途中の橋から町を望む。(右側)

安っぽい橋の名は「漆橋」。

もともとは山手、川の左側に漆工の家々があったけど中山道が通る川の右側を漆工の町として整備した。

で、この間の中山道は弯曲していて、新しく作った町を縦断する道路とそれぞれの敷地は直角に区画できず、建物を建てると庭先に小さい三角形ができちゃった。

・・・・?

とのこと…。

あっほんとだ。

原口

 

花子と行く「でんけん」 05

今のところ全国に110件あるでんけんですが、今日はやっとの5件目。

今回はあこがれの【お得な】近江八幡。

近江八幡は東海道とわれらが中山道、そして北国街道の交差する交通の要衝。

それゆえ古くから商業地として発展、繁栄(wiki)。

ちなみに北国街道の読みはホッコク。

では、

まったくもってあいにくの雨...。

ですが、雨の街並みもまた一興などと、雨の日観光の常套句(?)を胸に前向きに散策。

思い通じて(?)やんだり小降りになったり、それなりに散策できました。

結局、犬連れ散策に雨はやむに越したことはない。

そうだ、忘れてましたが、冒頭でも紹介した通り近江八幡は商業地。

なので”型”はもちろん商家町型。

商家の街並みがいたる通りに連続して建ち並んでいます。

ここが大事なんです。連続して建ち並ぶ。

中でもメインとおぼしき八幡掘りは雰囲気抜群。

そして、【お得】な近江八幡はこれだけじゃありません。

洋館も素敵なんです。

街にはヴォ―リズという人の設計した洋館が10棟近く残っています。

ヴォーリズは近江兄弟社という会社も設立した実業家であり建築家?建築家であり実業家?

分かりやすく言うとメンソレータム関係の人です。

街並みにはヴォーリズ設計の住宅街なども残っていてでんけんとともに大事にされています。

おそらく公式ルールではないのでその施設名を出すことはできませんが、中には「もしワンちゃんさえよければ...」という謎のご理解のもと、館内に犬を入れさせていただける施設もあったりして。

ですが、こんなことは基本的にはマナー違反!以後、お誘いがあっても気を付けましょう。

さて、近江八幡、とにかく統一された屋根、勾配がきつめで1階階高が低めに抑えられているのでその屋根がよく見える。

全体の印象は統一された美しい屋根の町。

でした。

ではまた。

原口

あと105。

花子と行く「でんけん」 04

皆さまのおかげさまで工事は各地で進めさせていただいていて、現場ネタはいくらでもあると言えばあるんですが、文章としてまとまらないとか、伝えたいことが分らないとか…写真撮り忘れてるとか。

ということでつなぎの「でんけん」。

今日は2014までさかのぼります。

時は2014、暮。

花子7歳の誕生日前日、岡山は倉敷。

たぶん(まだほんの一部しか知らないのになんですが)ここが日本一の「でんけん」です。

もちろん個人的に。

もうホントにうっとりです。

では、さっそく行ってみましょー。

倉敷中心地は広範囲で美観地区。

ただし、「でんけん」に登録されている名称は「倉敷市倉敷河畔」(商家町”型”)ということで、周辺の広範な美観地区の中でも特にこの河畔は特別。

では!と、いうことで撮った写真の数々を探しましたがうっかりです。

通常、あれこれ写真撮るにはこのスマートフォンでパチパチやりますが、河畔があまりにもココロ打つので、もっとでかいカメラで撮っていたんです。

じゃそれ載せればいいじゃないと思いますが、そのデータ手元にあらず。

ということで河畔にたどり着くまでの倉敷をどうぞ。

以上!

本当に申し訳ございません。

個人的に日本一だったので気持ちはかなり盛り上がって書き始めてみましたが写真がここまでとは...。

ま、ぜひご自身の目でご覧ください。

では、お気をつけて。いってらっしゃ~い。

原口

花子と行く「でんけん」 03

高校野球が始まりましたね。

桐生第一高校に期待しましょう。

ということで、今日は待ちに待った地元群馬。桐生市の「でんけん」です。

当然のことながら全国の「でんけん」の中では他に類を見ない訪問回数。

にもかかわらず、散策の記憶はほとんどございません。

この機会にじっくり散策してみましょう。花子が飽きるまでですが...。

では、車を有鄰館という観光施設(?)に停めて散策です。無料。

この先、緑色の看板を過ぎてから右折。

こんな狭いところ進んでいいのかって不安になりますが自信を持って徐行してください。

しっかりと駐車場が完備されています。

万が一満車の場合、案内に従って一度道路に出てから左側に進むと隣地の広く停めやすい第2的駐車場に行きつきます。

さて、歩いてみましょう。

敷地を出て北上します。

こんなのぼりを発見しました。

伝建!?って省略しちゃダメだろぉー!と突っ込みをいれつつ進みます。

伝統的な建物が点在しています。

残念ながら点在です。

こちらは昨年、自転車に乗った俳優さんが上毛とか両毛とかで使われる「毛」の由来を問い合わせるために立ち寄った施設。(たぶん)

我々は花子隊長がいるので寄りません。犬なので。

あ、そうだ、桐生市桐生新町は製織町”型”です。

ところで、桐生と言えばと言いつつ言わずもがななんですが、みなさんご承知とおり、桐生=ザ・のこぎり屋根。

そのザ・のこぎりなんですが、メインストリート(?)では見かけなかった気がします。

そこである程度北上したところで右折です。

すると、

お!さっそく登場しましたよ~。レンガ!?

それでは皆様、お待たせいたしました。この近辺の「ザ・のこぎり」です、どうぞごゆっくりご覧ください。

大谷石?

RC?CB?

お~、トップライト~?なんて思いつつ近づくと瓦葺き!

これは...等辺ノコ1連・・・?

ヨコから見るとノコってますが、

正面に回ると...。

・・・・・。

と、屋根ばかり見ながら歩き進めていたらいつの間にか南下して駐車場に到着です。

花子先生もちょうど良さげなのでここで終了。

今回はメインストリート東側だけでしたが、いずれ「でんけん」ネタに窮したら、つなぎで西側も散策してきます。

原口